
「無人ビジネスを始めたいけれど、100万円では少し足りない」
そんな人向けに、初期費用300万円以下を目安に始められる無人・省人化ビジネスをまとめました。
100万円以下のビジネスと比べると、使える物件や設備の選択肢が増えるため、少し本格的な無人店舗も検討できます。
ただし、実際の開業費用は、物件・設備・内装・地域などによって大きく変わります。
「300万円あれば必ず開業できる」という意味ではありません。
300万円以下でできる無人ビジネス
1.レンタルスペース
初期費用の目安
50万円~300万円程度
部屋や店舗を時間単位で貸し出すビジネスです。
会議、撮影、パーティー、女子会、勉強会、テレワークなど、さまざまな用途があります。
予約・決済・スマートロックを組み合わせることで、スタッフが現地で受付をしなくても運営できます。実際に、予約と決済、スマートロックを連携した無人運営の仕組みが提供されています。
300万円でできること
- 部屋を少し広くする
- 内装を整える
- 家具を揃える
- 防犯カメラを設置する
- スマートロックを導入する
- 複数の用途に対応する
2.無人販売店
初期費用の目安
100万円~300万円程度
商品を店舗に並べ、お客さん自身で購入してもらう無人販売店です。
食品、スイーツ、冷凍食品、野菜など、さまざまな商品を販売できます。
300万円程度まで予算を広げると、100万円以下の場合よりも、冷凍・冷蔵設備やセルフレジなどを導入しやすくなります。
ただし、店舗型の無人販売所は300万円を超えるケースもあるため、物件や設備を慎重に選ぶ必要があります。
3.冷凍食品の無人販売
初期費用の目安
50万円~300万円程度
冷凍食品や冷凍スイーツなどを無人で販売するビジネスです。
冷凍自販機を使えば、店舗を大きく作らずに販売できます。
実際に冷凍自販機には、レンタル・中古・新品など複数の導入方法があります。
たとえば「ど冷えもん」では、レンタル機が月額29,800円から、中古機が税込45万円、新品機が税込84万円と案内されています。
300万円でできること
- 冷凍自販機を導入する
- 小さな販売スペースを作る
- 複数台を設置する
- 看板・防犯カメラを設置する
- 商品の仕入れ資金を確保する
4.自動販売機ビジネス
初期費用の目安
30万円~300万円程度
自動販売機を設置して商品を販売します。
飲料だけでなく、
- 冷凍食品
- スイーツ
- 野菜
- お菓子
- 雑貨
- 日用品
などを販売する自動販売機もあります。
自販機は購入だけでなく、レンタルやリースを利用することもできます。
実際に、自販機1台を月額3万円からレンタルするサービスもあります。
5.無人コワーキングスペース
初期費用の目安
100万円~300万円程度
仕事や勉強ができるスペースを利用者に貸し出します。
予約・決済・入退室をオンライン化することで、スタッフが常駐しない運営が可能です。
無人・省人化向けの予約、スマートロック、月額管理などのシステムも実際に提供されています。
必要なもの
- 机
- 椅子
- Wi-Fi
- 電源
- 照明
- 防犯カメラ
- スマートロック
- 予約システム
6.無人撮影スタジオ
初期費用の目安
100万円~300万円程度
写真や動画を撮影できるスペースを時間単位で貸し出します。
レンタルスペースよりも「撮影」に特化することで、コンセプトを作りやすいのが特徴です。
例えばこんなスタジオ
- ポートレート撮影
- 商品撮影
- コスプレ撮影
- SNS撮影
- YouTube撮影
- 家族写真
7.無人レンタルサロン
初期費用の目安
50万円~300万円程度
美容師、ネイリスト、エステ、セラピストなどに、施術スペースを時間単位で貸し出します。
個室型の小さな店舗なら、比較的コンパクトに始められます。
予約・決済・スマートロックを導入すれば、受付業務を減らすことができます。
8.無人トランクルーム
初期費用の目安
100万円~300万円程度
荷物を保管するスペースを貸し出すビジネスです。
店舗型のトランクルームだけでなく、コンテナ型などさまざまな方式があります。
ただし、土地やコンテナを新しく用意する場合は300万円を超えることもあります。
そのため、既存物件を活用する小規模モデルなどを中心に検討する必要があります。
9.小規模無人ジム
初期費用の目安
200万円~300万円程度から
小規模なトレーニングスペースを作り、会員が自分で利用するタイプのビジネスです。
ただし、一般的な無人ジムのフランチャイズでは300万円を超えるケースがあります。
実際に、ある無人ジムFCでは初期投資を約300~400万円としています。
そのため、300万円以下を目指す場合は、
- 小さな物件
- 中古マシン
- 必要最低限の設備
- 居抜き物件
などを活用する必要があります。
10.無人ビリヤード・ダーツスペース
初期費用の目安
100万円~300万円程度
ビリヤード台やダーツマシンなどを設置し、利用者が自分で遊べるスペースを作ります。
予約・決済・スマートロックを組み合わせれば、スタッフが常駐しない運営も可能です。
実際に、無人店舗管理システムの導入事例としてビリヤード場が紹介されており、スマートロックや遠隔監視カメラなどを組み合わせた運営例があります。
300万円以下でできる無人ビジネス一覧
| ビジネス | 初期費用の目安 | 無人化 | 300万円以下 |
|---|---|---|---|
| レンタルスペース | 50~300万円 | ◎ | ○ |
| 無人販売店 | 100~300万円 | ◎ | ○ |
| 冷凍食品の無人販売 | 50~300万円 | ◎ | ○ |
| 自動販売機 | 30~300万円 | ◎ | ○ |
| 無人コワーキング | 100~300万円 | ◎ | ○ |
| 無人レンタルスタジオ | 100~300万円 | ◎ | ○ |
| 無人撮影スタジオ | 100~300万円 | ◎ | ○ |
| 無人レンタルサロン | 50~300万円 | ◎ | ○ |
| 無人ワークスペース | 50~200万円 | ◎ | ○ |
| 小規模トランクルーム | 100~300万円 | ◎ | △ |
| 小規模無人ジム | 200~300万円 | ◎ | △ |
| 無人ビリヤード・ダーツ | 100~300万円 | ◎ | ○ |
※金額は目安です。物件取得費、保証金、内装、設備、工事費、システム費、運転資金などによって大きく変わります。
300万円以下では難しいビジネス
「無人なら300万円で何でもできる」というわけではありません。
特に以下のようなビジネスは、一般的な店舗モデルでは300万円を大きく超える可能性があります。
コインランドリー
洗濯機・乾燥機などの大型設備が必要になるため、300万円では一般的な開業は難しいケースがあります。
実際に、20坪のコインランドリーの初期投資を2,200万円~としている事例があります。
大型無人ジム
マシンや内装、物件などに費用がかかるため、300万円を超えることがあります。
大型無人店舗
店舗面積が大きくなるほど、家賃・内装・設備・防犯設備などの費用も増えていきます。
300万円を全部使わないことが大切
300万円の予算があるからといって、300万円すべてを開業に使う必要はありません。
例えば、
開業費用:200万円
運転資金:100万円
というように、開業後のお金を残しておく方法もあります。
無人ビジネスでは、開業後にも、
- 家賃
- 電気代
- インターネット代
- システム利用料
- 清掃費
- 修理費
- 商品仕入れ
- 広告費
などがかかります。
実際、無人施設の運営では、物件の家賃や電気代、通信費、清掃費、防犯設備費なども必要になります。
300万円以下で始めるポイント
300万円以下で無人ビジネスを始めたいなら、次の5つを意識しましょう。
① 小さな物件から始める
大きな店舗ほど家賃や内装費が高くなります。
最初は小さな店舗から始める方法もあります。
② 居抜き物件を探す
以前の店舗設備をそのまま利用できれば、内装費を抑えられる可能性があります。
③ 中古設備を活用する
すべて新品で揃える必要はありません。
④ レンタル・リースを利用する
自動販売機などは、購入ではなくレンタルという選択肢があります。実際に月額制の自販機レンタルサービスもあります。
⑤ 開業後の資金を残す
300万円をすべて設備に使わず、数か月分の運転資金を残しておくことも重要です。
予算別に無人ビジネスを探す
自分の予算から無人ビジネスを探したい方は、こちらも参考にしてください。
→ 500万円以下でできる無人ビジネス