レンタルスペースの始め方|初心者でもわかる開業手順を解説

ぶろぐ (23)

「レンタルスペースを始めてみたいけど、何から始めればいい?」

「店舗を持ったことがないけど、自分にもできる?」

「開業にはどのくらいお金がかかる?」

このように悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

レンタルスペースとは、部屋や建物の一部を時間単位で貸し出すビジネスです。

会議、撮影、パーティー、勉強会、ヨガ、サロンなど、さまざまな目的で利用されています。

この記事では、レンタルスペースの始め方を、初心者でも分かるように順番に説明します。


STEP1:どんなレンタルスペースにするか決める

最初に決めるのは、「誰に、何のために使ってもらうか」です。

レンタルスペースには、いろいろな種類があります。

例えば、

  • 貸し会議室
  • パーティースペース
  • 撮影スタジオ
  • レンタルサロン
  • ヨガ・フィットネススペース
  • コワーキングスペース
  • 貸し教室
  • レンタルキッチン

などです。

すべての人をターゲットにする必要はありません。

むしろ、

「このスペースは○○に使う場所です」

と分かりやすくしたほうが、お客さんに選ばれやすくなります。


STEP2:利用する人を決める

次に、どんな人に利用してもらいたいのかを考えます。

例えば、

会議室

利用者
→ 会社員、個人事業主、学生など

利用目的
→ 会議、面接、打ち合わせ、勉強会

撮影スタジオ

利用者
→ カメラマン、YouTuber、モデルなど

利用目的
→ 写真撮影、動画撮影、商品撮影

パーティースペース

利用者
→ 友人グループ、カップル、家族など

利用目的
→ 誕生日会、女子会、交流会

このように考えると、必要な設備も決めやすくなります。


STEP3:場所を探す

次は、レンタルスペースとして使える物件を探します。

ここで重要なのが、「その物件を本当にレンタルスペースとして使えるのか?」という点です。

普通の賃貸物件なら、自由にレンタルスペースとして営業できるとは限りません。

そのため、物件を契約する前に、

  • レンタルスペースとして利用できるか
  • 営業利用できるか
  • 不特定多数の人が利用しても問題ないか
  • 管理規約に問題がないか
  • 騒音などの問題がないか

などを確認しましょう。

「安いから」という理由だけで契約するのは危険です。


STEP4:周辺のレンタルスペースを調べる

物件を決める前に、周辺の競合を調べておきましょう。

例えば、レンタルスペースのポータルサイトで、
「○○駅 レンタルスペース」「○○駅 撮影スタジオ」などと検索します。

そして、

  • 料金
  • 広さ
  • 駅からの距離
  • 写真
  • 設備
  • 利用人数
  • レビュー

などを確認します。

難しく考える必要はありません。

要するに、

「近くのライバルは、どんな部屋をいくらで貸しているのか?」

を調べるだけです。


STEP5:物件を契約する

使いたい物件が決まったら、契約を進めます。

ここで特に注意したいのが、契約前の確認です。

レンタルスペースとして利用することを、貸主や管理会社に確認しておきましょう。

また、建物のルールによっては、

  • 騒音
  • 営業時間
  • 看板
  • 不特定多数の出入り
  • 火気の使用

などが制限されている場合があります。

契約してから「レンタルスペースとして使えなかった」とならないように、事前確認が大切です。


STEP6:レンタルスペースの初期費用を準備する

例えば、

20〜30㎡程度の小さなレンタルスペース

を始めるとします。

一例として、以下のような費用が考えられます。

項目費用の目安
物件の初期費用20万〜40万円
家具5万〜10万円
家電・備品3万〜8万円
Wi-Fi・通信設備1万〜3万円
スマートロック2万〜5万円
防犯カメラ1万〜5万円
内装・装飾3万〜10万円
消耗品1万〜3万円
写真撮影・掲載準備0〜3万円
予約・決済システム0〜3万円
合計約36万〜90万円

※金額はあくまで一例です。地域、物件、設備、契約条件などによって大きく変わります。



STEP7:部屋を作る

物件を契約したら、実際にスペースを作っていきます。

必要なものは、スペースの種類によって変わります。

例えば会議室なら、

  • テーブル
  • 椅子
  • Wi-Fi
  • 電源
  • モニター
  • ホワイトボード

などが考えられます。

すべてを最初から高級品にする必要はありません。

「利用者が困らない設備」からそろえることが大切です。


STEP8:Wi-Fiを契約する

レンタルスペースでは、Wi-Fiを必要とする利用者が多いため、開業前にインターネット環境を用意しておきましょう。

特に、

  • 会議
  • テレワーク
  • オンライン授業
  • 動画撮影
  • Web会議

などを目的とするスペースでは、Wi-Fiがあると便利です。

契約するときは、利用できるエリアか、通信速度は十分か、毎月いくらかかるかを確認しましょう。

関連記事
・→無人店舗開業に必要なWi-Fi(光回線)の選び方とおすすめ3選


STEP9:スマートロックを契約・設置する

無人レンタルスペースを運営するなら、スマートロックも重要な設備です。

スマートロックとは、スマートフォンや暗証番号などを使ってドアを開けられる電子錠です。

例えば、

予約する支払いをする暗証番号が発行される予約時間になったら入室する

という仕組みを作れます。

スタッフが現地まで行って鍵を渡す必要がないため、無人運営と相性が良い設備です。

関連記事
・→【完全版】無人レンタルスペース向けスマートロックの選び方・おすすめ比較
・→【固定費0円】無人店舗経営にEPIC(エピック)スマートロックが選ばれる理由と選び方


STEP10:防犯カメラを設置する

無人で運営する場合は、防犯対策も考えておきましょう。

防犯カメラを設置することで、スペースや建物の出入口などの状況を確認しやすくなります。

例えば、

  • 入口
  • 玄関付近
  • 共用部分

などへの設置を検討します。

ただし、利用者のプライバシーには十分注意が必要です。

カメラを設置する場所や、利用者への表示などについて、事前に確認しておきましょう。

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・→無人店舗向け防犯カメラおすすめ5選|価格・月額料金を比較


STEP11:予約システムを用意する

レンタルスペースでは、予約管理も重要です。

予約システムを使えば、

  • 空いている時間の確認
  • 予約受付
  • 決済
  • キャンセル管理

などを自動化できます。

さらに、

予約システム+スマートロック

を組み合わせることで、予約した人だけが入室できる仕組みも作れます。

レンタルスペース向け予約システムおすすめ4選|料金・機能・無人運営を比較


STEP12:ポータルサイトに登録する

スペースが完成したら、いよいよ集客です。

開業したばかりの人は、レンタルスペースのポータルサイトに登録する方法がおすすめです。

代表的なサービスには、

  • インスタベース
  • スペースマーケット

などがあります。

こうしたサイトには、すでに「レンタルスペースを借りたい人」が集まっています。

そのため、自分でゼロから集客するよりも、利用者に見つけてもらいやすくなります。

関連記事
・→レンタルスペース開業後に登録すべきポータルサイト3選


STEP13:スペースの写真を撮る

ポータルサイトに掲載するときは、写真がとても重要です。

例えば、

  • 部屋全体
  • テーブル
  • 椅子
  • 設備
  • 入口
  • トイレ
  • キッチン
  • 建物の外観

などを撮影します。

写真を見て、

「ここなら使ってみたい」

と思ってもらえることが大切です。

暗い写真や部屋が散らかった写真は、できるだけ避けましょう。


STEP14:料金を決める

料金も重要です。

例えば、

平日:1時間1,000円

土日:1時間1,500円

などです。

ただし、適当に料金を決めるのはおすすめしません。

周辺のレンタルスペースを調べて、

「この地域では1時間いくらくらいなのか?」

を確認しましょう。


STEP15:宣伝する

ポータルサイトに登録したら、SNSなどでも宣伝しましょう。

例えば、

  • Instagram
  • TikTok
  • X
  • Googleビジネスプロフィール
  • 自分のホームページ

などがあります。

特に写真映えするスペースなら、Instagramとの相性が良いでしょう。


レンタルスペースは毎月いくらかかる?

開業後も毎月かかる費用があります。

例えば、

項目月額の目安
家賃5万〜15万円
電気・水道5,000円〜2万円
Wi-Fi3,000円〜6,000円
清掃費1万〜5万円
消耗品3,000円〜1万円
システム費0〜1万円程度
その他5,000円〜2万円
合計約7万〜25万円程度

こちらもスペースの規模や運営方法によって変わります。

特に注意したいのが家賃と清掃費です。

売上が少ない月でも発生する固定費があるため、開業前にしっかり計算しておきましょう。



まとめ:レンタルスペースは順番に準備すれば始められる

レンタルスペースを始めるときは、最初からすべてを完璧にする必要はありません。

小規模なレンタルスペースなら、物件や設備によっては数十万円程度から始められるケースもあります

ただし、物件の初期費用や家具、設備、内装などによって必要な金額は大きく変わります。

そのため、開業前に、

「最初にいくら必要なのか」

だけでなく、

「毎月いくらかかるのか」

まで計算しておくことが大切です。

そして、開業後は、

掲載する → 予約を受ける → レビューを集める → 改善する

という流れを繰り返していきましょう。

レンタルスペースは、仕組みをうまく作れば、少ないスタッフでも運営しやすいビジネスです。

まずは小さく始めて、利用者の反応を見ながら少しずつ改善していくことが、初心者にとって取り組みやすい方法です。

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